別に、アニメファンってわけじゃない。どっちかって言うと漫画と小説。最近は結構活字の本を良く読むなー

「アニメの殿堂」中止へ 補正予算見直しで文科相 - 47NEWS(よんななニュース)
川端達夫文部科学相は17日未明、文科省内で記者会見し、漫画などを収集、展示する「国立メディア芸術総合センター(仮称)」を建設するかどうかについて「(関係者の)言い分はしっかりと聞いた上で結論を出したいが、方向は見えている」と述べ、中止する方針を表明した。

 鳩山内閣が実施する本年度補正予算の見直し作業の過程で、中止を正式決定したいとしている。

 中止の理由について川端氏は「(施設の)中身の詳細がほとんど決まっていないのに建設計画が突然出てきて、これはおかしいと民主党は主張してきた」と説明した。

 同センターは、具体的な展示内容などがほぼ白紙のまま、麻生内閣が補正予算に整備費117億円を計上。民主党が「税金を使ったアニメの殿堂」などと批判したほか、自民党の一部議員からも「計画がずさん」との指摘が出ていた。

 補正予算成立後の8月下旬になって、有識者による設立準備委員会が具体的な事業内容などを盛り込んだセンターの基本計画をまとめていた。所管する文化庁は本年度中の着工、2011年度中の開館を目指していた。
日本人って本当に娯楽に弱い。カラオケ、パチンコ、ゲームセンターは言わずもがな、出会い系、アダルトビデオ、風俗、出会いチャットなんかも、結構な割合で在日韓国人や中国人。(娯楽業界に関しては、一時自分自身が所属していたこともあって、別に差別的な意味は無い。むしろ組織化の手法なんか頭が下がる、在日は差別されてるからそういう商売しか出来ないという輩からは笑って率先してふんだくってやればいいと思うw)

だからこの手の計画は大体進まないw不甲斐ない。芸術やコンテンツ事業は権力が率先して庇護、育成をするべきだ。

「アニメの殿堂」ほど正しい予算の使い方はない インターネット-最新ニュース:IT-PLUS
■文化は政府が保護・発展させるべき

 アニメやマンガは単なる娯楽ではない。今や文化なのである。文化である以上、政府が維持・保護・発展に関与するのは当然である。ハリウッドの有名監督が来日して日本のアニメやマンガを堪能できる場所が本屋しかないというのは、国として恥ずかしいと思うべきである。

 同じような過ちが過去の映画文化にもあったことを思い出してほしい。日本映画の巨匠である黒沢監督が不遇の時代、彼を応援していたのは日本人や日本政府ではなく、スピルバーグなどの外国人だったのである。そして、同じことがアニメの世界で起きている。優秀な人材はどんどんハリウッドに流出してしまう。アニメ映画で有名な米ピクサー・アニメーション・スタジオでは数十人の日本人が働いているそうである。

 私の結論は簡単である。「アニメの殿堂」が今まで日本になかったことの方が問題なのであり、そのための117億円は無駄な補正予算でも何でもない。民主党はむしろ、政府の対応が遅かったことを問題視すべきではなかったか。「国営マンガ喫茶」というネーミングの妙には敬意を表するが、やはり問題の本質を外していると言わざるを得ない。

 しかし、民主党以上に問題なのは自民党である。何故、上記のような事実を淡々と説明して堂々と必要性を主張しないのだろうか。かつ、どうやら建設後の運営については独立採算が基本で国費を投入しないらしいが、大事な文化の維持のためにそれで本当によいのだろうか。もし民主党に攻撃されたくらいで独立採算の方向になったのだとしたら、これほど嘆かわしいことはない。政策についての信念がない証左である。
もっとも、麻生が秋葉原で支持されてるから「アニメの殿堂」を作ろうって案は頭痛がするほど安易だし支持はできないけどw