大きな政変は混迷を産む。

前回の衆院選は「政権交代」だったがー次の参院選は民主は多分、脱落するだろう。
そしてその後の衆院選まで喧々諤々の政争が行われていくのだろう。
きっとお祭り騒ぎのようになって、また、どちらかの勢力に支持が集まってー
政権をとった与党が叩かれてーとw


そも政治とは国の運営が安定して行われるための。そして、議員とは様々な人達の意見を代弁して国家運営するためのー存在のはずなのだがwこうも民衆の指示が右往左往すると何の意見の代弁なのか、そも運営が安定されるはずも無く。

例えば、ばら撒きと批判された「定額給付金」は各国でも実施されたデータが有り、また効果が確実な政策であったのだがー野党は「ばら撒き」と指摘し、マスコミも民衆を焚き付けて批判した。
国家は税収でより多く持っているものから多く取り立て、より少ししかもっていないものに富を再分配するのだから、施策だって「ばら撒き」や「無駄」に近いものになってもしょうが無いものと思えるのだが…w
格差是正、国民の為の政治を目指している民主党は「定額給付金」を反対する必要はないように見えたが、これを執拗に批判。しかも未だ「ばら撒き」だったとデータを出して批判する始末wものの一年二年で効果がでるような施策で解決するような不況であれば本当によかったのにと思うw

逆に、民主党のばら撒きは善いばら撒きとばかりに現内閣が推進している「子ども手当」これも少子化問題で母子加算等を施策していた自民に取っては、現状は母子加算が廃止されてるわけだし「子ども手当」と名前を変えたところで富を再分配したいところは同じわけだからそもそも批判する必要性を感じない。指摘している制度の穴を、与党が、内閣が聞いてくれればいいのだが、しかして、制度に穴が空いたまま強行されてしまったのが原因かw

本来であれば未曾有の国難であるわけで、国民一丸となってこれを乗り越えなければならないところである気がするがwこうやって政治家同士が真に民衆のための施策などをほっといて政争の具にしているところをみると、まだまだ余裕があるのかなと、鼻で笑ってしまいそうになるが。

国内のことはまだいいが、外交問題や、国体の信用度や、産業自体の行く末まで関わってくると、もうこれは抜き差しならぬ問題になってきてるような気がするし、政党などに関わらず有能な人材でこれの困難にあたって欲しい気がするが、そうも行かない当たり、本当にまだ余裕があるのか、それとも救いようの無い馬鹿なのかw

今の政治家共のあまりに頭の悪い発言、頭の悪い行動を見て、アレが国民の代弁者なのかと思うとウンザリしてくる。国会議員全員辞職どころか断罪をしっかりして欲しいぐらいの状況になってる気もするが、きっと俺が知らないだけで、真面目にやってくれてる議員さんもいるのかw


兎も角ここまで拗れてる政局を見ると本当に「二大政党制」って幻想なんだなーってwww主張が相反する「二大政党制」は害悪でしか無い。
頭では、2つの相反する組織が拮抗を保ってその手動を代わる代わるとることで腐敗せず、正しい施策が行われる、という理想が描かれるがー結局、民衆は絶対無比の存在を求めるとw

そして、相反する主張を持つ故に相互の攻撃を激化して結局は足の引っ張り合いになると。

長い混迷は国体を損なうだけだし、政治的不安定はそのまま経済の不安定にもなる。
今後起きるだろう様々な政争を憂うだけで暗澹たる気持ちになってくる。