とうとう総量規制が始まりましたね。
総量規制とはー

総量規制とは | 改正貸金業法
総量規制とは個人の借入総額が、原則、年収等の3分の1までに制限される仕組みを言います。（ただし一部除外または例外となる借入れもあります。）


多重債務者といわれる、借金に借金を重ね蟻地獄に落ちていく人たちが増えている実情を受けての規制なんでしょうけどｗ
持っている以上にお金を使いたがる人が一定量いるわけです。それは否定することが出来ない。

そういう多重債務者に成りえる人が、消費者金融から借りれなければどうするかー
一部の人はヤミ金から借りるだろうし、犯罪を犯すだろうしーとｗ
持っている以内でお金を使ってくださいというのは簡単ですがそれができていればそもそも多重債務者なぞならんわけで。

年収が200万でも働いている人がいたり、2600万もらう人がいたりする世の中で、消費者金融はある意味、国が整備できてないセーフティネットの役割を果たしていた部分もあったわけですが、一部のやり過ぎた業者、一部の借りすぎた債務者を規制するために業界全体に働きかけるのは何がなんでもやり過ぎじゃないのかなーと思います。

この規制が決定されたとき、関係者は口を揃えて「できっこない」と言ったわけでしてｗ此処に至っても「早晩解除されるでしょう」とｗなぜかといえば400万人とも500万人とも言われる「借金しないと生活できない人」が「実際に生活できなくなる」からであって、じゃぁ解除されるかと言われればこんなに政治関係が混濁してればそれも望み薄なんじゃないかなーと。

なぜかといえばこれは貸金業法であって、銀行は関係ないからですね。
銀行に対しての明らかな利益誘導、じゃぁ銀行から借りればいいじゃんといえば、銀行は銀行でしっかり顧客を吟味してから融資していくわけで。もとから銀行から借りれてれば消費者金融なんてものはいらなかったとｗ借りたいというニーズと貸したいというニーズの均衡が崩れてるわけだからもとより借主に有利なように働くわけもなくー

いつもどおり弱者が磨り潰される結果となっておりますｗ