大学の頃突然失踪した父は終戦記念日の生まれだった
正確には終戦記念日の1年前に生まれたらしい
今日は別に終戦記念日ではないけれど太平洋戦争について思っていることを書いてみよう

以前、東北大震災の時Facebookで「remember pearl harbor」などという輩がいるが敗戦国の住人としては甚だ疑問だ、なにをいってるのか?とw
奇襲と言う事になってるね、奇襲は成功したが戦争には負けた
思い出して、なんだっていうんだろうw思い出してもっと仕返ししたいんだろうか

もう十分って程されているという認識が日本人にはある
戦後の被占領国という歴史もそうだけど、2発の原子力爆弾や硫黄島、沖縄攻防戦、絨毯爆撃による大空襲なんかもそうだ

むしろ、上記の輩は「やりすぎた」という「罪悪感」から意味のわからないことを喚いてるのかもしれない
日本にいてわからないが、米国などでは都度「太平洋戦争でやられすぎちゃった日本」とかいう報道がなされたり、どっかの心無い日本人が米政府を訴えたりしてるのかもしれないw

そんな愚民の戯れ合いなどは置いといて


何事につけ思うのは「中途半端はイカン」ということだ
太平洋戦争でアメリカはヨーロッパ戦線に遅れて参戦してどうしても戦果が欲しく物量作戦に出たがヨーロッパ戦線では捗捗しい戦果を出すことが出来なかった
ヨーロッパ戦線での主役はソ連だ、圧倒的な戦力でナチス・ドイツを跳ね返してベルリンまで攻め込んだ

そのソ連に、引いてはアメリカを見下している連合国たちに「アメリカ恐るべし」という畏怖の念を植えつけなければならなかった
対して日本は、清に宣戦布告、韓国と台湾を併合、日露戦争で辛勝しつつ第一次世界大戦も枢軸国側に日和見宣戦布告し青島と南洋諸島をゲット、そのまま日中戦争中に第二次世界大戦ーでかなりイケイケな新興国家だった
いろんな所に喧嘩売っといてその始末もつけづに太平洋戦争突入で手痛いしっぺ返し
よく、日本は太平洋戦争に誘い込まれたとか追い込まれたとかアメリカの陰謀がとかいう人がいるが、先の大戦は間違いなく国民が望んだ戦争だ

一度、徹底的にやられて、徹底的にやられれば、思うところはあれど納得はする


朝鮮戦争では原爆の使用が議論されたらしいが使われなかった
一度やるだけやってしまったアメリカは自分の力にひるんでる所がある
絨毯爆撃も核もガスも使えない、徹底的にやってくる相手があれば相当押し込まれるだろう


敵の気勢を削ぐなら中途半端な状態にさせるのが一番いい
何も決めず、何もさせず、勝ちもせず、負けもしない、泥沼
なんだかきな臭い世の中になってきたが次もまたアメリカが関わる戦争イベントが起きるだろうし、きっとまたアメリカはぱっとしないだろう

大体、ノーベル平和賞貰った大統領がテロリストの首魁を暗殺したり、他の国に武器を売ったり、中東に軍事的な介入したりでエスプリが効いてるっつーかぐだぐだっつーかw