社会人になったばかりの頃、もう16年以上も昔のことだ
インターネットが出始めでネットは素晴らしく希望に満ちていた
まだ、その時、ネットの可能性に興奮したのを覚えている

つい先日、node.jsで簡単なプログラムを組んでみようと思って触ってみた
node.jsは初めてだがjavascriptは問題なく記述できる、サーバも弄れるぐらいの知識はある
プログラム自体は簡単な機能だったので3−4時間ぐらいで動作できるところまでは持っていけると思った

大間違いだった
パッケージ管理ツールと似た機能があるのだがこれがまた癖があり良くエラーで動かない
初期の頃のCPANのようだ

パッケージもテストがまだまだのようで入れてみても動かない
他ブログに乗っているコードをそのままコピーしても動かないしエラーがでるものもある
どうも、テストバージョンで関数のパラメータの数をいじったりしてる機能もあるようでー作業は難航した

8時間程度作業したところで断念して、同じ機能をPHPで作成30分で動く
node.jsには期待していたがそのクオリティには正直がっかりした


また、これは別の話だがwordpressで使用している結構大規模なプラグインがあるのだがこれのクオリティが酷い
バグだらけである、フォーラムにもなんども書き込んでるが開発者のクオリティに相当差があるようで四苦八苦しているようだ


僕がネットに触れた16年前はnewsgroopというものがあって、そこには有名なハッカーたちが集って情報を交換していた、彼らがオープンソースでクオリティの高いものを作成して今のネットの世界があるのだと思う
その頃はオープンソースに参加する人間は良くも悪くも相当尖ったgeekで、集中力も高かったし、今のように不完全なものが出されればパッシングも半端じゃなかった

今は違う、オープンソースに学生だって参加できるしその知識もある
例えばライブラリやプラグインを興味本位で作って公開して、結局更新されず何年も放置、などというものがポロポロ出てきた、本人のモチベーションが続かなかったのだろうが、利用者としては大迷惑だ


ネットのコミュニケーションについても同じだ、昔はネチケットなどといってことさらネットでの発言やマナーにはうるさい風潮があったが今はそんなこともない
そんなネット世界でTwitterやその他SNSで意見が交換されるがこれが愚にもつかない意見が披露されていて暗澹たる気分になる事が多い、というかそういう下らないものしか話題にならない風潮にある


ふと、思った
インフラが整備されて誰しもが参加できるようになりそのクオリティの劣化が激しいオープンソースと、誰しもが簡単に参加できて発言できるが非常に低レベルに収束してるネットコミュニケーションツールは同じである、と

若かった頃の僕は、情報が交換されればされる程、インフラが整えば整うほど、世界は良くなっていくと思っていたのだが、どうやら現実は違うらしい
知識や能力は均一化されず、偉大なgeekが切り開いてきた道を膨大な量の一般人が我が物顔で通り唾を履いていくのだ

それでもgeekは来た道を振り返らず更に先に突き進むのだろうか
情報社会の技術的ジャンプは一旦収束に向かっているように見える、次はどの業界にその恩恵が与えられるのだろうか