南沙諸島や尖閣諸島、チベット、新櫃、モンゴル、旧満州などの中国の政策方針をみると随分前時代的だなと思う

EUは極端な外国人移民の受け入れを推進したが、結局は人種同士の軋轢を産んで内紛を抱えているし
アメリカも同じく移民国家と格差問題で様々な問題を抱えている

20世紀は資源と人口の確保が国家の発展を支えたけど、
インターネットとコンピュータが発展した21世紀は20世紀のトレンドが逆に負担になっている

グーグルが革新的なサービスを生み出すたびに全土で数千人規模の失業者がでる時代になって人口の多さは逆にデメリットだ
貧困が犯罪を産み治安を悪化させる、一度悪化し始めると雪だるまのように経済が悪化していく

中国が発展していけば、きっと今の領土と人口がすごい負担になるだろうし、事実今もそうなっている
中国が抱えるもう1つの時限爆弾「食糧問題」:日経ビジネスオンライン
中国が目標値として掲げている食糧自給率は、国家食糧安全中長期計画(2008〜2020)によれば何としても95%以上でなければならない、という。数字の根拠はよく分からないのだが、中国自身は周辺国といつ何時、緊張状態に陥るかもしれぬ、という予測をもってエネルギーや食糧や国防の中長期計画を立てているということである。

 そうでなくても、13億人口を抱えた国が何割もの食糧を国際市場に頼ればそれだけで、価格を変動させ、世界の食糧需給を揺さぶることになる。

 だが、その目標値を裏切って、2012年の中国の食糧輸入量は7236万トン(大豆を含む)となった。これは中国の年間食糧総生産の12.2%に相当する。言い換えればすでに自給率90%を切っていることになる。
発展させてしまえば勝手に自滅するのであるから、逆に考えれば自滅の時のインパクトに備えていればいいってことになるんだろうなーと