日本において、家族と結びつきの薄い女性がなんらかの理由を持って私生児を出産した場合
絶望的な状況に陥る

子供を育てようとすると朝晩まばらに起きて、
感情表現が「笑う」か「泣く」以外の子供を宥めすかしていくしかない
働くこともできず、子供の面倒を見続けてだれにも頼ることができない
選択肢がどんどんなくなっていく

きっと、1歳から3歳ぐらいまでは相当手がかかるんだろうなーと友人の子供を見ながら思っていた

インドネシアだとお手伝いさんはひと月3000円
フィリピンだとひと月6000円
日本はベテランのシッターを住み込みで雇った場合いくらになるのだろうかw

住み込みで子供の面倒を見てくれるし、
散歩も行ってくれるしおしめも変えてくれる
しかも何人もの子供の面倒を見てきたベテランのシッターだw

フィリピン人シッター及びメイドは先進国でも評価が高いみたいで、
主に英語が通じるアメリカなどで重宝されてると聞く
シッターで薄給、安価な労働力の輸出入だが、結局は奴隷貿易と何ら変わらない、
人類の階級の構図をより効率化させてるにしか過ぎないと思う

日本だと、格差社会と少子化は別々の問題みたいだけど、
僕が旅行で見た海外では、それらは同じ問題だ
すさまじい格差で、金持ちは日本人の比にならないぐらいの金権っぷりだし、
貧乏人もこれまた想像できないほどの貧乏っぷりだがー

3000円でも生きていける国なのだからしょうがない
治安も悪いし、無論寿命も短い
だから出生率も高いし、みな精一杯生きている
インフレ率も高く、一般人が様々なものに投資して経済が循環している
圧倒的に女性のほうが働き者だ

思うに、お手伝いさん、といわれるサポーターがいることによって、
家庭が非常に効率的に運営されている
勿論収入さえあれば女性だって一人で生きていける

よく最近言われるのは移民の受け入れとその弊害、治安の悪化や民族間の衝突だ
でもたぶんこれは近視眼的な分析で、そもそも文化はYESかNOかで推し量れるものじゃないと思う

別に、移民受け入れが賛成!とかじゃなくって
単に、ヒトという生き物は階級制で奴隷が奴隷を望むような構図になっているのだと思う
さらに、一方的に損をしている個体が増えるとそれをひっくり返すような自浄作用もある

永遠に繁栄を貪ることは歴史上から見ても無理なわけで、
だとすれば繁栄を早く終わらせることが再生への糸口であるのであれば、
過疎部の地方から移民を受け入れていき、根付かせて再生をかけて、
都市部の人間と衝突させつつ全体の繁栄を促すのがーいいのだろう

と思って今の日本を見ると大体そうなってるのだからきっと間違ってないんだろうなー
でも今の日本で例えば、2-3万とかで住み込み食事つきで外人に子供の面倒を見させたりとかしたら、
非難される気もするがー

良いも悪いもなく、それが人として自然な形だと思う